僕らは人類史上屈指のベストタイミングで生きてきた。でもこれからは…?

時間軸だけが示された以下のグラフ、一体何の数字を表しているか、分かるだろうか。

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正解は日本の人口である。改めて横軸に単位を書き入れると以下のようになる。

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出所:総務省統計局および国際社会保障・人口問題研究所
ちなみに出所を見てもらえば分かるようにこれは国の機関が発表している数値であり、“ほぼ確実に訪れるであろう未来”でもある。
 
この予測によれば、2053年、今から36年後に日本の人口は1億人を下回り、9,924万人となる見込みだ。この記事を読んでいるほとんどの人がまだ現役で活躍している36年後には人口が約15%減少するのである
 
ちなみに読んでいる方が30歳でちょうど今年子供が生まれたとすると、2053年時点ではまだ36歳、内需を中心とした企業で働いていた場合、段階的な事業縮小と給与削減を免れることは出来ないだろう。
 
グラフを見れば分かるようにここから人口減は下げ止まること無く、彼が60歳となる2077年には7,681万人と終戦直後とほぼ同じ人口となる予測となっている。
 
グラフを見れば分かるように終戦後から2010年前後というのは戦争もなく、人口は伸び続け、どんな政策を取ろうとも人口増に牽引されてGDPも伸びるという極めてラッキーな一時期にすぎない。
 
これからは激増する社会保障費に対応するため、ますます税金は上がる割に子育て関連には多くの予算が回されることもなく、このグラフ通り、もしくはそれ以上のスピードで人口が減少していくことだろう。
 
このグラフから非常に残酷な一つの事実を読み取ることが出来る。
 
日本はオワコン、少なくとも子供の代からは居住国を移ろうということだ。
 
現在も2,500万円以上の年収を稼ぐ人の基礎控除を廃止する検討がされているように、

日本は努力で稼いだ人も含めて遠慮なく収入に課税するようになっているので、基本的にはタブーとされている資産税もそのうち始める可能性が高いだろう。
 
たまたま20世紀後半の日本という人類史上でも屈指の幸運な時期・場所に生まれ育ったとしても、これからもそこで生きなければいけないという縛りはない。
 
家のために国境を超えて政略結婚を繰り返した中世ヨーロッパの貴族のように、個人や家族のために国境を超えてどの国で暮らし、どの国に投資し、どの国でリタイア生活を送るのか真剣に考えるべき時代なのだ。
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